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​バイアグラジェネリック
(シルデナフィル)
バイアグラジェネリックについて

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、先発医薬品と同じ有効成分を使っていて、品質・効き目・安全性が同等と証明された医薬品です。

バイアグラジェネリックも同様で、先発医薬品のバイアグラの有効成分:シルデナフィルが配合された医薬品になります。先発品のバイアグラと同等の効果にも関わらずより低価格であるため、ED治療薬として広く使用されています。

当院でも患者様に1円でも安く良質なお薬をお届けするためにバイアグラジェネリックを採用しています。​

​また、ジェネリック医薬品は先発品と違う剤形での製造・販売が認められているため、バイアグラODフィルムのように、携帯性に優れ、水なしで溶け、錠剤が飲みづらい人などにもメリットがあります。

バイアグラジェネリックの作用・効果

バイアグラジェネリックは先発品のバイアグラと同様の有効成分:シルデナフィルを主成分としていて、その他のED治療薬と同様にPDE阻害薬に分類されるお薬です。

PDE阻害薬は男性器(陰茎海綿体)への血流を改善させることで、勃起力の増強と持続の効果をもたらします。このようにED(勃起不全症)を改善し、性行為の助けとなってくれます。

その他のED治療薬と同様にバイアグラジェネリックはあくまで性的刺激の後の勃起の持続や勃起力を改善する薬ですので、「媚薬」のように性的興奮を高めたり、催淫効果がある訳ではないためご注意下さい。

​バイアグラジェネリックの用法用量

バイアグラジェネリックの飲み方はバイアグラと同様です。

通常、成人には1日1回シルデナフィルとして25mg~50mgを性行為の約1時間前に経口投与します。1日の投与は1回とし、投与間隔は24時間以上必要です。

食事の影響で効果が減少しやすいため、空腹時に内服してください。

 

水やぬるま湯、お茶やジュースなどでと一緒に服用しますが、脂肪分が含まれる牛乳などの乳飲料は、有効成分シルデナフィルの吸収を抑える場可能性あるため、服用時には飲まないで下さい。O D錠やO Dフィルムであれば唾液で溶けるため、飲料と一緒に飲む必要はありません。

​バイアグラジェネリックの作用時間

バイアグラジェネリックの作用時間はバイアグラと同様であり、空腹時の場合服用後30分ほどで効果が現れます。

レビトラやアバナフィルほどではありませんが即効性に優れています。

​個人差はありますが、服用後1時間ほどで血中濃度が最大となり、効果もピークを迎えます。そして、シルデナフィル25mgは4時間ほど、50mgは5時間ほどの持続効果となります。

​なので、性行為の30分〜1時間程前に服用して頂けるとスムーズに効果が出やすいです。

バイアグラジェネリック内服上の注意点

バイアグラと同様にバイアグラジェネリックも、医師の診察の元、正しい用法と用量で内服すれば安全に使用できるお薬になります。

​ただし、特定の病気をお持ちの方や、特定の薬や成分を使用している方はバイアグラジェネリックの内服をしてはいけない場合があるので、必ず服用前に該当がないかご確認ください。

 

<服用できない方>

以下に当てはまる方は服用できないもしくは服用に際して注意が必要になります。

(1) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

(2) 硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の患者

(3) 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者

(4) 重度の肝機能障害のある患者

(5) 低血圧の患者(血圧<90/50mmHg)又は治療による管理がなされていない高血圧の患者

(6) 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近 6ヵ月以内にある患者

(7) 網膜色素変性症患者

(8) アミオダロン塩酸塩(経口剤)を投与中の患者

(9) 可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を投与中の患者

<併用出来ないお薬>

​以下に当てはまるお薬を使用中の方は、バイアグラジェネリックの服用が出来ません。

・アミオダロン塩酸塩 (アンカロン錠)

→QTcが延長する恐れ

・硝酸剤及びNO供与剤 (ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)

→降圧作用を増強する恐れ

・sGC 刺激剤 リオシグアト (アデムパス)

→低血圧症を起こす恐れ

<併用注意のお薬>

​以下に当てはまるお薬を使用中の方は、バイアグラジェネリック服用に際して注意が必要になります。

・チトクロームP450 3A4誘導薬(ボセンタン、リファンピシン等)

→シルデナフィルの代謝が早くなり、効果が弱まる恐れ

・チトクロームP450 3A4阻害剤(リトナビル、サキナビル、ダルナビル、エリスロマイシン、シメチジン、ケトコナゾール、イトラコナゾール等)

→シルデナフィルの代謝が遅くなり、副作用が強くなる恐れ

・降圧剤、α遮断剤、カルペリチド(アムロジピン、ドキサゾシン等)

→降圧作用を増強する恐れ

​参照:シルデナフィル錠25/50mg VI「DK」添付文書

バイアグラジェネリックの副作用

どんな薬剤でも副作用が起こるリスクはつきものです。バイアグラジェネリックに関しても、安全な医薬品ではありますが、一定数副作用のリスクはあります。

頻度の高いものとしては、有効成分であるシルデナフィルの血管拡張作用によるものが多いです。特に頭痛・ほてり・皮膚紅潮・目の充血・鼻詰まり・動悸などは頻度が高いです。

上記の副作用は時間と共に緩和されていくことが多いです。

その他、稀な副作用なども起こることがあるため、服用後に異常を感じた場合は直ちに服用中止し、改善がみられない場合は医師もしくは薬剤師にご相談下さい。

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