早漏症とは
早漏の症状
早漏症(Premature Ejaculation)とは、射精障害の一つで、挿入後1分以内など極端に短い時間で射精してしまいます。
早漏の定義は様々ですが、国際性機能学会(ISSM)の定義では、以下の3点となります。
・射精のタイミングがコントロール出来ない、または困難
・挿入後1分以内に射精してしまう
・早漏であることが精神的な苦痛であり、性行為に対して消極的になってしまう
ただし、必ずしもここに該当するものだけが早漏という訳ではなく、射精まで1分以上かかる場合でもご本人やパートナーが短いと感じていて、それが性行為へのストレスとなっている場合も早漏の症状と言えます。
早漏の人はどのくらいいるのか
早漏症の全世界での罹患率は30%ほどで、人数としては約7億人との報告があります。
また、日本国内のアンケート(1)では、約3.5人に1人、つまり1,300万人の人が早漏であると推定されています。
そのほとんどは、悩みはあっても治療をしていないことが多いので、一度診察を受けて頂くことをお勧めします。
女性が望む挿入時間
20~30歳代の女性100人を対象にしたwebアンケートでは、女性の理想の挿入時間は平均16分ほどでした。また挿入時間30分以上は、痛みを感じたり疲れたりするとの理由からあまり望まれない結果でした。
このように挿入時間は短すぎても長すぎても良くなく、射精のコントロールが必要です。

早漏の問題点とEDとの関係
早漏の問題点として、パートナーとの関係悪化や男性側の自信喪失や離婚の原因になることが挙げられます。
欧米はパートナーとの性的関係も重視するので、早漏は離婚理由として認められています。
また、ED(勃起不全)症状がある方の3分の1は早漏の症状も認めていて、早漏とEDは併発していることが多々あるため、ED治療を行うことで早漏が改善することがあります。
当院ではED治療薬と早漏治療薬どちらも取り扱っているため、EDや早漏でお悩みの方はご相談下さい。