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シアリスジェネリック
(タダラフィル)
シアリスジェネリックについて

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、先発医薬品と同じ有効成分を使っていて、品質・効き目・安全性が同等と証明された医薬品です。

シアリスジェネリックも同様で、先発医薬品のシアリスの有効成分:タダラフィルが配合された医薬品になります。先発品のシアリスと同等の効果にも関わらずより低価格であるため、ED治療薬として広く使用されています。

当院でも患者様に1円でも安く良質なお薬をお届けするためにシアリスジェネリックを採用しています。​また、当院では国内シアリスジェネリックのみを採用し、海外産は取り扱っていません。

シアリスジェネリックの特徴

シアリスジェネリック(有効成分:タダラフィル)はシアリスと同様の特徴を持ちます。

バイアグラやレビトラと比較して勃起力増強作用はややマイルドですが、持続時間は10mgで24時間、20mgで36時間と大幅に改善されています。しかし、レビトラのような即効性はなく効果発現まで1〜3時間ほどかかります。また、食事の影響もかなり改善されています(食事の影響を受けない訳ではないので食前1〜2時間での内服がおすすめです)。

シアリスジェネリックの有効成分

タダラフィル

​シアリスジェネリックの作用・効果

シアリスジェネリックの有効成分はタダラフィルです。その他のED治療薬と同様にPDE5阻害薬に分類されます。

シアリスジェネリック(有効成分:タダラフィル)を含め、PDE5阻害薬の作用は簡単に言うと、血管拡張作用によりペニス内の血液量を増やすことで、勃起力を増強するというものです。

​バイアグラなど他のED治療薬と同様に、性的興奮を引き起こしたり、催淫作用はありません。あくまで、性的刺激や興奮があった際に、勃起力が増強したり、萎えにくくなるといった効果が認められます。

シアリスジェネリックの詳しい作用機序

陰茎海綿体の細胞は、性的刺激により一酸化窒素(NO)を産生します。NOはサイクリックGMP(cGMP)の産生を促進し、これにより陰茎海綿体及び陰茎動脈の平滑筋の弛緩が起こり、血管が拡張することで、陰茎海綿体の充血と勃起がもたらされます。タダラフィルは、cGMPを分解するホスホジエステラーゼ5(PDE5)を阻害することにより、cGMPの蓄積を増強し、勃起能力を改善させます。

参照:タダラフィル錠10mg/20mg Cl「サワイ」添付文書 

シアリスジェネリックの用法・用量

シアリスジェネリック(有効成分:タダラフィル)の用法・用量は先発品のシアリス錠と同様です。

 

通常、成人には1日1回タダラフィルとして10mgを性行為の約1〜3時間前に経口投与します。

10mgでは効果が不十分で、忍容性が良好と判断された器質性又は混合型勃起不全患者に対しては、20mgに増量することができます。

*また、服用は水またはぬるま湯で行って下さい。

*1日1回 1回1錠までで、次回内服時は24時間あけてからにしてください。

​*食事の影響はバイアグラやレビトラと比較してかなり改善されていますが、食事の影響を受けない訳ではないので食前1〜2時間での内服がおすすめです。

シアリスジェネリックの作用時間

シアリスジェネリックの最大の特徴は、シアリスと同様にその作用時間の長さにあります。

​バイアグラは4~5時間、レビトラは5~10時間の作用時間であるのに対して、シアリスジェネリックは10mgで24時間、20mgで36時間ほどと大幅に改善されています。

また副作用に関してもバイアグラやレビトラと比較し改善されています。

​勃起力に関してはバイアグラやレビトラと比較するとややマイルドです。

​即効性には乏しく、効果が出るまで1~3時間ほどかかるため、性行為の1~3時間前に内服する必要があります。

シアリスジェネリックと食事との関係について

バイアグラやレビトラと比較して食事の影響は改善されているため食事との併用が可能なのも利点です。ただし、食事の影響を受けない訳ではないので食前1~2時間での内服の方がおすすめです。

シアリスジェネリックとアルコールとの関係について

アルコールが適量であれば相乗効果が得られますが、過剰だと眩暈や悪酔いを起こすので注意して下さい。

シアリスジェネリックの副作用

シアリスジェネリックの副作用はシアリスと同様に、そのほとんどがPDE5阻害薬による血管拡張作用による軽度なもので、重篤な副作用を起こすことはかなり稀です。また、バイアグラやレビトラよりさらに副作用は出づらくなっています。

比較的頻度の高い副作用とし、頭痛、鼻閉、潮紅、消化不良、筋痛、四肢痛などがあります。シアリスジェネリック内服中の頭痛が気になる方は鎮痛薬で症状が緩和します。当院の片頭痛セットでロキソプロフェンを販売しているので、処方希望される方はご相談下さい。

シアリスジェネリック内服上の注意点

シアリスと同様にシアリスジェネリックも、医師の診察の元、正しい用法と用量で内服すれば安全に使用できるお薬になります。

​ただし、特定の病気をお持ちの方や、特定の薬や成分を使用している方はシアリスジェネリックの内服をしてはいけない場合があるので、必ず服用前に該当がないかご確認ください。

<服用できない方>

以下に当てはまる方は服用できないもしくは服用に際して注意が必要になります。

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

・硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の患者

・可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を投与中の患者

・心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者

・不安定狭心症のある患者又は性交中に狭心症を発現したことのある患者

・コントロール不良の不整脈、低血圧(血圧<90/50 mmHg)又はコントロール不良の高血圧(安静時血圧>170/100 mmHg)のある患者

・心筋梗塞の既往歴が最近3ヵ月以内にある患者

・脳梗塞・脳出血の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者

・重度の肝障害のある患者

・網膜色素変性症患者[網膜色素変性症の患者にはホスホジエステラーゼ(PDE)の遺伝的障害を持つ症例が少数認められる。]

<併用出来ないお薬>

​以下に当てはまるお薬を使用中の方は、シアリスジェネリックの服用が出来ません。

・硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)

・sGC刺激剤:リオシグアト(アデムパス)

参照:タダラフィル錠10mg/20mg Cl「サワイ」添付文書 

シアリスジェネリックの注意事項

​シアリスジェネリックの服用上の注意事項はシアリスと同様です。

・性行為は心臓に負荷がかかるため、心血管疾患の既往がある方は注意が必要です。

・4時間以上の勃起の延長又は持続勃起(6時間以上持続する痛みを伴う勃起)が外国にてごくまれに報告されています。持続勃起に対する処置を速やかに行わないと陰茎組織の損傷又は勃起機能を永続的に損なうことがあるので、勃起が4時間以上持続する症状がみられた場合、直ちに病院を受診してください。

・投与後に急激な視力低下又は急激な視力喪失があらわれた場合には、服用を中止し、速やかに眼科専門医の診察を受けてください。

・めまいや視覚障害が認められることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意してください。

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